尚、amazonアソシエイト・プログラムはSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やモバイルアプリでも参加可能ですが、当記事は『ブログを用いたamazonアソシエイト・プログラムの参加準備』について記載しています。
こんな人にオススメ
- amazonアソシエイト・プログラムに参加したい人
- amazonアソシエイト・プログラムに再申請する人
本記事でわかること
- amazonアソシエイト・プログラム参加に必要な運営規約・ポリシーの要点
- amazonアソシエイト・プログラムの審査に必要な準備
目次
amazonアソシエイト・プログラムとは?
そもそも「amazonアソシエイト・プログラムって何?」ていう人は、まずはこちらの記事をご覧ください。
Amazonアソシエイト審査に適格販売が!登録と広告貼付けも解説
続きを見る
amazonアソシエイト・プログラムを始める準備
以前より、amazonアソシエイト・プログラムの審査は厳しいと評判でしたが、昨今『3つの適格販売』を完了させなければ、審査すら受けることができなくなりました。
そのため、Amazonアソシエイト・プログラムへの参加は、ブログ初心者にはかなり高いハードルとなってしまいました。
これからamazonアソシエイト・プログラムに参加を考えている人は、審査前に相応の準備を整えておきましょう!
ブログを準備する
前提条件として、amazonアソシエイト・プログラムに参加するための、メディアを準備する必要があります。
まだブログを開設していない人は、下記の記事などを参考にして、自分のブログを開設しておきましょう。
趣味ブログを始める方法|絶対失敗しない!わかりやすく解説
続きを見る
amazonアソシエイト・プログラム運営規約とポリシー等を確認する
まずは『amazonアソシエイト・プログラム運営規約』や『アソシエイト・プログラム・ポリシー』等についての要点を確認します。
重要な要点だけをピックアップしているので、サクッと理解できると思います。
amazonアソシエイト・プログラム運営規約で押さえるポイント!
いろいろと大切なことが記載された運営規約ですが、押さえるべきポイントはココ!
『5. 乙がアソシエイトであることの表示』
5. 乙がアソシエイトであることの表示
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。
ちなみに、amazonアソシエイトのヘルプ内でも、同じようなことが書かれています。
なぜ自分はアソシエイトメンバーであると名乗らなくてはいけないのですか? ソーシャルメディアではそれをどのようにしたらよいでしょうか?
アフィリエイトのリンクをシェアするときは常にそれを閲覧者に対して公表することが重要です。どこに誘導しようとしているのかを明白にすることでより信頼を得ることができます。Amazonアソシエイト・プログラム運営規約では次の文言をお使いのサイトで明確に表示することが求められています。 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
この文言を訪問者を Amazon に誘導するリンクがあるサイトのメインページに掲載するようにします。
ポイント
下記どちらかの内容で、amazonアソシエイトで収入を得ていることを明記する。(〇〇〇は自分のサイト名)
- 『Amazonのアソシエイトとして、〇〇〇は適格販売により収入を得ています。』
- 『Amazon.co.jpアソシエイト」または〇〇〇は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。』
アソシエイト・プログラム・ポリシーで押さえるポイント!
『アソシエイト・プログラム・ポリシー』で押さえるポイントは、
『アソシエイト・プログラム参加要件(「参加要件」) 1. 参加申込みおよび参加資格』
アソシエイト・プログラム参加要件(「参加要件」)
1. 参加申込みおよび参加資格
(一部抜粋)
不適切なサイトの例としては以下のようなものが含まれます。
(a) 性的に露骨な内容を奨励または含むサイト
(b) 暴力を奨励するまたは暴力的内容を含むサイト、または潜在的に危険または有害な行為を奨励、推薦若しくは扇動するサイト
(c) 虚偽、不正、名誉毀損または中傷的な内容を奨励または含むサイト
(d) 不快、迷惑、有害、プライバシー侵害、乱用的、差別的(人種、肌の色、性別、宗教、国籍、身体障害、性的指向もしくは年齢に基づくものなど)な素材または活動を奨励または含むサイト
(e) 違法行為を奨励または実行するサイト
(f) 子どもを対象にした、もしくは13歳もしくはその他の適用年齢基準未満(適用法令により定義されます)の子どもから個人情報を故意に収集、使用または公開するサイト、またはすべての適用ある法令、条例、規則、政令、命令、ライセンス、許可、ガイドライン、行動準則、業界基準、自主規制ルール、判決、判断、または子どもの保護に関連する適用ある政府当局の要件(例えば、該当する場合、児童オンラインプライバシー保護法(15 U.S.C. §§ 6501-6506)もしくはこれらに基づき公布された規則、または児童オンライン保護法)に違反するサイト
(g) 甲またはその関連会社の商標や、甲またはその関連会社の商標の変形またはスペル違いをドメイン名、サブドメイン名、「タグ」もしくはアソシエイトID、またはソーシャルネットワークサイトのユーザー名、グループ名その他の識別子に含むサイト(例については、非包括的商標テーブルに掲載されている甲の商標の非包括的リストをご覧ください。)
(h) その他知的財産権を侵害するサイト
ここでは不適切なサイトの例として、(a)~(h)までの具体例を示しています。
嘘や著作権の侵害、その他の違法行為がNGであるのは言うまでもありませんが、特に注意したいのが下ネタ・暴力的なネタ・差別的なネタ。
笑いを誘ったブラックユーモアが、ポリシー違反にならないように注意しましょう。
レンタルサーバー、その他のASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)などの規約でも同様です。
ですから、コンテンツに不適切な表現が含まれないようにしましょう。
ポイント
コンテンツに『性的・暴力的・差別的な表現や、著作権の侵害などの違法行為など』の不適切な表現が含まれないようにする。
プライバシーポリシーを作成する
ここに運営規約で求められている『amazonアソシエイトで収入を得ていること』を記載していきます。
ブログ運営をすると、アクセス解析や問い合わせやコメントフォームなどから、少なからず個人情報を入手することになります。
Amazonアソシエイト・プログラムに限らず、Googleアナリティクスなどのアクセス解析や、その他ASPプログラムでも、プライバシーポリシーへ必要事項を明記することを求めています。必ず用意しましょう。
プライバシーポリシーの例
利用にあたり『〇〇〇』を自分のサイト名へ変更してください。
また、記載されていないASPを利用する際は、『第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、Amazonアソシエイト、A8.net、バリューコマース、iTunes アフィリエイトプログラム)を利用しています。』の部分に追記してください。
プライバシーポリシー
当サイトに掲載されている広告について
当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、Amazonアソシエイト、A8.net、バリューコマース、iTunes アフィリエイトプログラム)を利用しています。また、Amazonアソシエイトとして、〇〇〇は適格販売により収入を得ています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。
当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちら、またはこちらをクリックしてください。
当サイトへのコメントについて
当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。
全てのコメントは管理人である「たべばか」が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。
加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。
- 特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
- 極度にわいせつな内容を含むもの。
- 禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
- その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
免責事項
当ブログからのリンクやバナーなどで移動したサイトで提供される情報、サービス等について一切の責任を負いません。
また当ブログのコンテンツ・情報について、できる限り正確な情報を提供するように努めておりますが、正確性や安全性を保証するものではありません。情報が古くなっていることもございます。
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
当ブログで掲載している文章や画像などにつきましては、無断転載することを禁止します。
当ブログは著作権や肖像権の侵害を目的としたものではありません。著作権や肖像権に関して問題がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。迅速に対応いたします。
リンクについて
当ブログは基本的にリンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は不要です。
ただし、インラインフレームの使用や画像の直リンクはご遠慮ください。
コンテンツを作成する
amazonアソシエイト・プログラムに参加するために、商品を紹介するための記事が必要になります。
ここでは作成する『記事の内容』と『必要な記事数とカスタマーエクスペリエンス』について解説していきます。
記事の内容について
オリジナルコンテンツがない、またはコンテンツ不足として申請が却下された理由を教えてください。
ウェブサイトを審査する際、顧客がそのウェブサイトを訪れることで得られる利点を見つけることに焦点を置いております。アソシエイトサイトは、簡単に見つけられないテーマや商品に関する洞察を顧客に提供することで、顧客に価値を付加するものにしたいと考えています。ウェブサイトには、申請が審査される際に、これらの要素を例示するオリジナルコンテンツが含まれている必要があります。
特に重要なことは『オリジナルコンテンツが含まれる』という部分です。
他のサイトの内容や、レビュー情報をコピペしただけの記事はNGです。
といっても、他のサイトが既に記事にまとめてあるテーマについて、自分のブログの記事にしてはいけないという意味ではありません。
なぜならば、仮に同じテーマについて書いたとしても、自分が感じた感動や衝撃を、自分だけの言葉にするだけでもオリジナリティのある記事は誕生するからです。
オリジナリティを含むコンテンツの作成
具体的な例は以下のとおり、
- 自分の体験談を書く
- 自分で撮影した画像を掲載する
- 取材して記事を書く
- テーマや商品に対する異常なまでの愛を語る
1つずつ解説していきます。
自分の体験談を含める
もっとも王道で、理想的な方法です。
実際に商品を利用した体験談を記事に含めることで、自然と記事にオリジナリティが生まれます。
当然ですが、購入資金がかさむので、試供品やレンタル製品を利用するなどして、工夫していきましょう。
自分で撮影した画像を掲載する
写真や画像には、言葉で伝えられない機微を伝えてくれる力があります。
ですから、自分で撮影した写真を加工して掲載するだけで、オリジナリティが倍増します。
加えて、リアリティも増すので、記事の信頼性向上にも期待することが出来ます。
取材して記事を書く
自分が体験したことのないテーマや、利用した事のない商品などについても、経験者や、利用者を取材することでオリジナリティを担保することが出来ます。
取材した内容を、ただ伝えるだけでも面白いですが、対立意見などを検証するなどして、記事のオリジナリティを高めていきましょう。
家庭や友達、職場などの人を取材してみましょう。
テーマや商品に対する異常なまでの愛を語る
あるテーマや商品に対して、熱烈的なファンになっている人もいると思います。
そんな人にオススメな方法は、そのテーマや商品に対する愛を語る方法です。
不適切な表現を含まないのであれば、良い意味で『変態』になってOKです!
他人からみたら狂気の沙汰であっても、その愛は強力なオリジナリティとなり、魅力的なコンテンツに昇華していくことでしょう。
必要な記事数とカスタマーエクスペリエンスについて
申請の審査プロセスについて
(一部抜粋)
審査では、あなたから提出されたすべてのサイト (ウェブサイト、モバイルアプリ、SNS ページ) がチェックされ、Amazon が求めるカスタマーエクスペリエンスの基準に達しているかを確認されます。すべてのサイトには、たとえ広告が削除された場合であっても、しかるべき量のオリジナルコンテンツが必要です (少なくとも 10 件の投稿が必要です)。
amazonアソシエイト・プログラムに参加には『少なくとも 10 件の投稿が必要』とされています。
また、『Amazonが求めるカスタマーエクスペリエンスの基準に達しているかを確認』することになっています。
カスタマーエクスペリエンスとは
『顧客が体験する価値』のことです。
購入した商品やサービス自体から得られる恩恵や、モノ自体の金銭的な価値だけでなく、購入前の段階から購入後のサポートまでを含めて、顧客が体験することが出来る価値のことです。
例えば、ある商品をブログで購入する場合、下記のAとBでは、どちらのブログから購入した方が、顧客の満足度が高いと思いますか?
- 画像や動画を使用して、詳しく商品を解説するだけでなく、商品を使って豊かになった生活を紹介したブログ
- 公式ページから商品情報をコピペしただけのブログ
だって、商品について簡単に理解できそうだし、商品でどんな風に生活が変わるかイメージできるもの。
申請を受ける前に注意すること
ある程度のアクセス数が必要
ブログにはある程度のアクセス数が必要になると思ってください。
理由は『3つの適格販売』を完了しなければ、審査に進むことが出来ないからです。
基本的に、人が集まらないと商品は売れません。
3つの適格販売を完了させるためにも、ある程度のアクセス数を確保してから申請を行いましょう。
ブログの更新を続ける
申請後も一定の間隔でコンテンツを追加するなどして、ブログを放置しないようにしましょう。
というのも、amazonアソシエイトのヘルプ内に、以下のように書かれているからです。
ウェブサイト
ウェブサイトのコンテンツは直近のもの (一般的に 60 日以内に更新されているもの) である必要があります。ウェブサイトの運営主体があなた自身である必要があります。
『一般的に 60 日以内に更新されているもの』とされているので、最低2ヶ月に1回はブログの更新を行いましょう。
amazonアソシエイト・プログラムについての疑問
amazonアソシエイト・プログラムの申請について、巷で聞かれる疑問について簡単にお答えします。
amazonプライムへの登録は必要ですか?
amazonアソシエイト・プログラムに合格するために、『amazonプライムへ登録が必要』などとは、公式ページのどこにも書かれていません。
ただ、ヘルプ内に『プログラム参加申請をお断りするサイト例』として、以下のような記載があるので、申請時には『氏名・電話番号・住所』などのアカウント情報を正しく入力しましょう。
プログラム参加申請をお断りするサイト例
(一部抜粋)
■ 身元情報が不十分である場合
- 氏名が本名でない (姓・名のどちらかのみ、ニックネーム、サイトと関係が明確でないグループ名)
- 電話番号が完全でない
- アカウント情報の電話番号の初めに「+81」がついている
- 住所が完全でない、または架空の住所である
※住所確認のため、Amazon.co.jpの配送先情報を確認させて頂く場合がございます。
審査に落ちたらどうなるの?
審査に落ちても、何度でも再申請することができるので、とりあえず申請してみるのもOKです。
ただし、既に貼り付けた広告を修正する手間が発生するので注意しましょう。
その他のASP経由で申請してもいいの?
その他のASP経由でも、amazonアソシエイト・プログラムに申請することが出来ます。
もしもアフィリエイト経由なら、利益率も同じで、報酬の支払いについても、本家が5,000円以上からの支払い(現金の場合)なのに対して、1,000円以上で支払いを行ってくれます。また『簡単かんたんリンク』機能で、広告リンク貼り付けが楽です。
さらに、もしもアフィリエイト経由なら、『3つの適格販売』も必要ありません。
まとめ
ブログ初心者にとって、amazonアソシエイト・プログラムの審査は高いハードルと言えます。
まずは運営規約とポリシー等を確認したうえで、オリジナルコンテンツを作成していきましょう。
そして、一定のアクセスを数を確保してからチャレンジをしましょう。