
どうも、たべばかです。
いまさらですが、記事タイトルに問題がある当ブログを是正するために、正しいタイトルの付け方をまとめて、今後に活かしていこうと思い立ちました。

こんな人にオススメ
・昨日の自分
・ブログ初心者で記事タイトルの付け方が分からない人
本記事でわかること
・SEO(検索エンジン)を意識したタイトルの付け方
・読者をひきつける魅力的なタイトルの付け方
・タイトル変更の影響
目次
※タイトル以前に、そもそも「記事が書けない」と悩んでいる方はこちらの記事もご覧ください。 続きを見る
「ブログの書き方」を調べてもブログを書けない人が知っておきたい2つのこと
タイトルが最も大切な理由

- 記事のタイトルはお店の看板!読者が最初に目にするもの
記事タイトルは、記事の中で最も大切です。
その理由は、まず読者は検索結果で表示される、タイトルの一覧を目にして、「自分の検索した目的(検索意図)を満たす内容か?」、「興味のある内容か?」を判断するからです。

そのため、タイトルが読者にとって「検索意図を満たす内容か?」、「興味のある内容か?」を示すことができなければ、誰も記事を読んではくれないのです。
つまり、タイトルはブログの看板のような重要な役割を持ちます。
さらに、この看板は、お店の立地(検索順位=SEO)にも影響してしまうため、初めにしっかりと考える必要があるのです。
検索結果一覧に表示されるタイトル ⇒ お店の看板
検索順位(=SEO) ⇒ お店の立地
ブログデザイン ⇒ お店の内装(壁掛けメニュー)

タイトルのキーワードを選定する

ブログ記事にまとめたい内容が決まったら、まずはタイトルに使うキーワードを準備しましょう。逆に、キーワードを選んだ後に、キーワードに沿った記事を書いても良いと思います。
検索ボリュームを調べる
出典:Ubersuggest
まず、記事の内容からキーワードを考えて、そのキーワードの検索ボリュームを調べてみましょう。
検索ボリュームはこちらのサイトで無料で調べられます。
・http://aramakijake.jp/
・Ubersuggest
検索ボリュームとは?
検索ボリュームとは、「月間の検索数」のこと。
検索数が100なら、そのキーワードで月間に100回検索されることになります。
検索ボリュームが多ければ多いほど、SEO対策(検索結果の上位に表示させること)が大変になります。
一般的に、検索ボリュームが1,000以上だと、“検索ボリュームがある”と言われています。

検索ボリュームを調べる理由

- 記事の需要を知る
まず、検索ボリュームから、その記事に需要があるかを確認しましょう。
検索ボリューム「0」のキーワードでいくら記事を書いても、基本的に誰も見てはくれないからです。
需要が100くらいはあることを確認しましょう。
- ライバルの強さを知る
検索ボリュームはライバルの強さの指標にもなります。
基本的に、検索ボリュームが大きければライバルは強く、小さければライバルは弱いことになります。
このライバルに打ち勝ち、検索順位で上位を目指さなくては、読者は記事を読んでくれないのです。
初心者が狙う検索ボリュームの目安

初心者はまず100~1,000未満の検索ボリュームを目指すとよいでしょう。
この規模の検索ボリュームであれば、1記事で上位を取れる可能性があるからです。
検索ボリュームが大きすぎる場合の対応
先ほど、『機関車トーマスに関する記事を書くなら、「機関車トーマス」や「トーマス」が主要なキーワードになると思います。』と述べました。
では、実際の検索ボリュームはどれくらいでしょうか?
調べてみると、とても大きい検索ボリューム(ビッグワード)であることがわかりました。
検索ボリューム(主要キーワード):
機関車トーマス= 60,500件
トーマス = 135,000件
当然、これらのキーワードだけで記事を書いても、ライバル記事に埋もれてしまうだけです。
では、このようなビッグワードに関する記事を書くにはどうすればよいのでしょうか?
- 複合キーワードを狙う

複合キーワードとは、2語以上の単語で作られるキーワードのことです。
複合キーワードで記事を書くことで、ビッグワードの隙間(ニッチ)から検索結果の上位を狙うことができます。
参考
検索ボリュームが少ない複合キーワードで、検索結果の上位を狙うことを、ロングテールSEOと呼びます。

例えば、機関車トーマスの記事を書くなら、「機関車トーマス トップハムハット卿」とか、「トーマス 絵本」などの複合キーワードで検索ボリュームを調整することができます。
検索ボリューム(複合キーワード):
「機関車トーマス トップハムハット卿」 = 140件
「トーマス 絵本」 = 880件

関連キーワードを調べる

複合キーワードが思いつかない人や、キーワードを先に設定してから記事を書く人は、関連キーワードを調べてみるとよいでしょう。

- Googleのオートコンプリート(サジェスト)機能を使う
Google Chromeの検索窓にキーワードを入れると、表示されるキーワード候補を参考にすることができます。
- 関連キーワード取得ツール(仮名・β版)を使う
まず、関連キーワード取得ツール(仮名・β版)にアクセスします。
主要キーワードを入力して、取得開始をクリックすると、関連キーワードが表示されるので活用しましょう。

タイトルの付け方
キーワードの選定が終わったら、実際にタイトルを考えていきましょう。
ここでは、タイトルを付けるポイントと、注意点を紹介していこうと思います。
タイトルの文字数について
ブログ記事のタイトルは30文字前後に設定しましょう。
その理由は、検索結果で表示されるタイトル一覧は、大体パソコンで30文字、スマホで35文字までしか表示されないからです。
実際、わたしのパソコンは32文字、スマホは35文字までしか表示されませんでした。
この文字数を超えると、タイトルが見切れて、何が書いてあるのか伝わらなくなるので注意が必要です。
注意
キーワードの関係で、文字数が長くなる場合は、見切れても読者に内容が伝わるよう工夫したり、「meta description(記事の説明文)」を設定して、そこでキーワードを盛り込み、記事の内容を説明してもよいでしょう。
キーワードはタイトルの頭に入れる
記事のタイトルを付けるときは、重要なキーワードはタイトルの頭に持っていきましょう。その理由は2つあります。
- 読者に効率的に内容を伝える

人の視線は、ホームページの画面を「F」字に見ていくという法則があり、基本的には左から右に目線が流れるとされます。
そのため、頭に重要なキーワードを入れることで、読者に効率的に内容を伝えることができます。
- 頭のキーワードが検索結果で優先される
最近では関係ないと言われることもあるようですが、タイトルの頭に持ってきたキーワードの方が、検索結果の表示順で優先される傾向があると言われています。
そのため、自分が狙ったキーワードを、出来る限りタイトルの冒頭に入れた方よいでしょう。

キーワードを組み合わせて自然なタイトルをつける
キーワードをただ羅列したり、キーワードを意識するあまり、不自然な日本語になってしまわないように注意しましょう。
不自然なタイトルの例:
【WordPress】初心者の独自SSL(https)化してみよう

記事のターゲットと難易度を明確にする
誰に向けて記事を書いたのか?(ターゲット)
記事の内容は初心者・中級者・上級者向けか?(レベル)
を設定しておきましょう。
タイトルを付ける際に、これらの情報を盛り込みターゲットを絞り込むことで、「自分にふさわしい記事だ!」と、特定の読者に内容が届きやすくなる効果があります。
例えば、下記のようにターゲットやレベルを明確化すると、特定の読者に強く訴えかけることができるでしょう。
イクメン初心者必読!トーマスの歌を利用した歯磨術・5分短縮!
超難度!アイスを10段重ねるテクニック、トップハムハット卿から学ぶ
鉄道経営者必見!機関車トーマスから学ぶ・高度な鉄道経営術

記事の内容がわかるタイトルにする
読者は、記事のタイトルで、自分の検索意図が満たされるかどうか判断します。
もしタイトルと記事の内容が乖離してある場合、読者はすぐに離脱してしまうでしょう。
当たり前ですが、タイトルは記事の内容を要約したものでなければなりません。
大げさなウソをつかない
タイトルを誇張して、読者の心理をあおることで、記事を読んでもらえる機会が増えるかもしれません。しかし、大げさなウソをつくのは厳禁です。
期待のハードルを上げても、記事に大したことが書いてなければ、読者の信頼を失うだけです。当然、アフェリエイト記事なら商品の購入や、資料請求につながりません。

キャッチコピーを入れる
ウソは駄目ですが、読者の心理をあおるためのキャッチコピーは効果的です。

- ターゲットを明確にする
上記の「記事のターゲットと難易度を明確にする」で述べた内容と同じですが、ターゲットを絞り込むことで、「自分にふさわしい記事だ!」と、特定の読者に内容が届きやすくなる効果があります。
例:
新人看護師は必見!
定年退職前にやっておくべき
上腕二頭筋を肥大させる!
- 数字を入れて具体性をだす
数字を入れることで、具体的で読者に分かりやすいだけでなく、強い印象を与えることができます。
例:
新人看護師必見!医者と結婚するための7つの方法
定年退職前にやっておくべき5つの手続き!
上腕二頭筋を3cm肥大させるマル秘トレーニング!

- 不安や恐怖をあおる
プロスペクト理論というものがあります。
人は利益を得る場面では「確実に入れること」を優先し、反対に、損失が生じる場面では「最大限に回避すること」を優先するという行動心理です。
簡単に言うと、人は利益よりも、損失回避を優先するということです。
つまり、不安や恐怖をあおることで、より効果的に読者に強烈な印象を与え、アフェリエイトであれば商品購入を促すことができるのです。
例:
新人看護師が感染事故を起こす具体的な事例集
退職金の受け取りで損してます!定年退職者が知っておくべき手続き
大丈夫?筋肉に語りかけるほど上腕二頭筋が細くなります!

- メリットではなくベネフィット(恩恵)を伝える
記事を読むことで、読者の行動がどう変化するか?
アフェリエイトブログなら、商品により悩みが解決され、どのような未来を手に入れることができるかをイメージさせることが大切です。
例:✖(メリット)
負荷150kgまで調節可能!最強の上腕二頭筋トレーニング器具
例:〇(ベネフィット)
3週間で上腕二頭筋5cm肥大させる最強のトレーニング器具

- 権威性を入れて説得力を持たせる
権威の原理というものがあります。権威のある人の意見は、検証されることなく受け入れてしまうという原理です。
有名な著名人や、信頼おける組織の名前をタイトルに入れることで、鵜呑みする読者を取り込むことができます。
例:
〇〇大学名誉教授監修、上腕二頭筋を10cm肥大する最新プログラム!
元メジャーリーガーが教える、最新バッティング理論!
- ノウハウを伝える
読者の悩みを解決するためのノウハウを伝えるようにタイトルを設定することで、ダイレクトに読者の心理に訴えかけることができます。
あらかじめターゲットを決めておくことで、有効に活用することができます。
例:
3カ月でブログ収益7桁を達成したテクニックを伝授!
1年でボディービルディング世界チャンピオンになった方法!
元公務員が教える公務員面接の7つのひみつ教えます!

参考
タイトル変更の影響
ブログのタイトルは検索順位に影響を与える重要な要素です。
まったく関連のないキーワードに変更すれば順位が下がる可能性があるようですが、狙っているキーワードを変えずにタイトル変更すれば、大きく順位を下げることはないようです。
検索結果が定まるには数カ月の期間が必要なので、すぐにタイトルを変更するのは辞めておきましょう。
逆に、数カ月たっても検索の順位が上がらなければ、記事に日が当たるようにタイトルの変更を検討するべきだと思います。

まとめ
今回は記事タイトルの付け方についてまとめさせて頂きました。
タイトルは、読者を呼び込むための看板の役割と、お店の立地(検索順位=SEO)に影響する超重要な要素であることを理解して頂けたと思います。
当初、「2,000文字程度でまとめられるかな?」と、タイトルの付け方を甘くみていましたが、先人のブロガーさんたちの知恵を垣間見るなかで、タイトルの重要性と、自分の無知さに気づけて本当に良かったと思います。(気づくの遅いけどな!)
